完結出生児数

 夫婦の完結出生児数(結婚持続期間が1519年の夫婦の平均出生子ども数)を見ると、1970年代から2002年まで2.2人前後で安定的に推移していました。2005年から減少傾向となり、2010年には過去最低である1.96人になっています。しかし夫婦の平均出生子ども数は、1970年代から2前後が維持されています。それにもかかわらず、合計特殊出生率が減少しているのは、未婚化・非婚化が原因と思われます。
 わが国の場合、結婚してないと子どもを産まない状況にあります。出生率を上げるためには婚姻率を上げない限り、希望出生率1.8は遠い道のりです。

平成27年度少子化対策白書
(吉村 やすのり)

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