教師アシスタント

 教師アシスタントとは、教員の事務作業の一部を代わりに担う人をさし、教員が授業準備をなどにあてられる時間を確保するために、岡山県教育委員会が2015年度に始めた制度です。15時間程度の労働時間で、コピーから学校行事の準備・後片付け、校内の掲示物の作成まで10件程度の依頼をこなします。
 教員アンケートによれば、約9割が学習指導にあてる時間が増えたと回答しています。教員が本来の仕事に注力できることになります。教員の負担軽減に向け、アシスタントの配置は即効性のある対策になり得ます。医療の分野でも、10年ほど前より医師や看護師の負担を軽減するため、メディカルアシスタントが登用されています。医師の事務作業を軽減し、本来の患者に向き合う時間を増やすために大変な効果をおさめています。

(2017年6月15日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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