花粉症の発症

 製薬企業の民間調査によれば、花粉症は高齢になるほど症状が軽くなることが分かりました。子どもは副鼻腔炎を併発して重症化するリスクが大人より高いことも分かりました。2079歳の男女500人に症状を聞いたところ、軽症と回答した人は20代で30.1%、40代で39.3%となり、60代以上では61.1%に上りました。
 年をとると花粉などの異物を排除する免疫系の働きが衰え、アレルギー反応が起きにくくなります。若い世代ほど、アレルギー性疾患になりがちです。子どもの花粉症の予防には、屋内への花粉の進入を防ぎ、肌の保湿を心掛けてアレルギー体質になるのを避けるのが重要です。

(2018年1月8日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。