若い女性の運動不足

 20歳代前半から60歳代後半で女性の運動量が減少しています。運動・スポーツを週1日以上実施した人の割合は、女子は10歳の83.6%がピークとなり、高校時代に大幅に下落します。18歳で全ての年代を通じ最低の33.7%に落ち込みます。40歳代後半で底(45.9%)を迎える男子よりも早い段階で運動から離れています。一方、50歳代以降では男子を上回っています。思春期の身体の変化などから運動を避け、20歳代以降は仕事や育児で忙しく運動する時間のない人が多いと思われます。
 遊び感覚でできるスポーツの機会提供や、託児所の設置など、女性が運動・スポーツしやすいをしやすい環境をいかに整備していくかが今後の課題となります。

(2016年10月10日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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