HPVワクチンのキャッチアップ接種の実践スキーム

厚生労働省の専門家による分科会は、子宮頸がん予防のためHPVワクチンについて、2013年に積極的勧奨の中止により接種の機会を逃した女性(キャッチアップ世代)が無料接種できるようにする方針を固めています。

今後の検討項目は以上の3つです。

検討1 キャッチアップの対象者
1案 H9年度~H17年度(9学年)
2案 H12年度~H17年度(6学年)
3案 H14年度~H17年度(4学年)

分科会委員の意見は1案が多数を占めています。

検討2 キャッチアップ接種の期間
キャッチアップ世代への接種は、子宮頸がん予防の観点からも
可及的速やかな実  施が望ましい。

検討3 キャッチアップ接種の対象者への周知
地方自治体を通してキャッチアップ世代への周知が大切となります。
学会声明、マスコミやSNSなど含めた周知方法を考慮すべきです。

(吉村 やすのり)

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