Zoomの業績の増加

ビデオ会議サービスZoomを運営する米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズは、2020年8~10月期の純利益が1億9,844万ドル(約210億円)だったとしています。新型コロナウイルスが流行する中で企業の利用が定着し、前年同期の90倍に増えています。
増収の最大の要因は、企業との契約拡大です。従業員10人を超す企業・団体との契約数は、43万3,700件です。前年同期の5.9倍で、5~7月期に比べても17%増えています。
新型コロナの感染が一進一退を繰り返すなか、ビデオ会議を利用し始めた企業が契約を継続、拡大しています。地域別では、5億3,850万ドルの売り上げがある米州が全体の7割を占めています。日本を中心とするアジアの売り上げは、1億350万ドルです。欧州やアジアで営業活動に力を入れており、米国外の売上比率が徐々に高まっています。

(2020年12月1日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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