ブラック霞が関の職場環境の改善

 ブラック霞が関とも呼ばれてきた国家公務員の職場環境に改善の兆しが表れてきています。内閣人事局の調査によれば、働きがいがあるとの回答は57.2%と前年度より1.6ポイント上昇しています。

 職場の働きやすさについては、とても、どちらかと言えばを合わせ67.5%が働きやすいと答えています。人事院の超過勤務に関する調査の結果によれば、2024年度の1カ月のうちに勤務時間が100時間を超えた本府省の職員は全体の11.9%でした。国会対応など業務量の減少傾向が続いています。

 労働環境の改善基調を背景に志望者が増加しています。2026年度のキャリア官僚と呼ばれる春の総合職試験の申込者数は、1万2,486人で2025年度から3.8%増加しています。減少を続ける傾向から4年ぶりに回復しています。東京大学出身者の合格者数も春の採用試験としては5年ぶりに増加しています。

(2026年6月18日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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