東京科学大学の研究チームによれば、妊娠中期の妊婦は高温にさらされることにより、早産のリスクが高まります。2016~2020年に生まれた新生児約98万6,000人のデータを分析した結果、妊娠16~22週は、暑さの影響を受けやすいことが示されています。
週平均気温が上位10%に入る高温週と妊娠週数の関連を分析し、妊娠19週では最も影響が大きく、高温にさらされなかった妊婦と比べ、早産リスクが1.16倍高くなっています。高温の影響で子宮の出口にあたる子宮頸部で炎症が起こり、通常よりも早く緩み早産につながる可能性が考えられています。お腹が本格的に大きくなる前の妊娠中期は、つわりが落ち着き働いている人も多いため、暑い時間帯の外出を避けたり、エアコンを適切に使ったりするなど暑さ対策を心がけることが大切です。

(東京科学大学プレスリリースより 2026年4月17日)
(吉村 やすのり)





