学校でのカスタマーハラスメント

 文部科学省は、学校で教職員が保護者らから理不尽な要求や暴言を受けるカスタマーハラスメント(カスハラ)の被害防止に向けたガイドラインをまとめました。 執拗に要求をくり返す保護者らとのやりとりは録音し、複数の教員で対応するなどの対処法を例示したもので、近く全国の教育委員会などに通知します。

 許容されない言動としては、理不尽な理由でクラス替えや担任の交代を求める、児童生徒の公園での遊び方などに対する監視を要求する、長時間校内に居座る、頻繁に長時間の電話をかけるなどを挙げています。

 学校へのカスハラを巡っては、4割が過剰な苦情・不当な要求を受けたことがあると回答しています。対応した教員の9割以上が、保護者対応を負担に感じたと答えています。学校側の対処方法としては、可能な限り教職員を一人で対応させない、繰り返しの要求が続く場合、一定の時間が経過したら退室を求める・電話を切るなどと明示しています。

(2026年8月27日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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