身寄りのない高齢者の増加

 日本総研の推計によれば、子どものいない高齢者は2024年に459万人ですが、未婚率の上昇によって2050年には倍以上の1032万人に上り、高齢者の4人に1人の割合です。さらに、子も配偶者も3親等内の親族(おい・めいなど)もいない高齢者は、2024年の286万人から2050年には448万人に増え、約10人に1人となります。身の回りの世話や手続き、葬儀や遺骨の引き取りを誰が担うかが課題となります。

 入院の保証人など身寄りがいることを前提としてきた社会の仕組みを変えていく必要があります。身寄りに頼れず不安を感じる人には、近所付き合いや友人、ケアマネジャーなど、支援の層を厚くしておくことが必要です。自治体などが配布するエンディングノートを活用し、できることから準備しておくべきです。家族前提社会の限界がきていることを認識すべきです。

(2026年8月26日 東京新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です