インターンシップとは

 インターンシップとは、学生が企業や官公庁、NPOなどで一定期間、働きながら職業意識を養う取り組みのことを言います。授業の一環として就業体験を単位として認定する大学は増えてきています。製造業やサービス、金融など大手中心の17社と大学・高専11校が連携し、今夏から長期インターンシップの普及に向けた取り組みを始めます。
 近年はグローバル競争に勝ち抜くために、学生のうちから職業意識を持つ人材育成が必要と判断する企業が増えてきています。大学1~2年生に1カ月以上、オフィスや研究所で働いてもらいます。現在は1~2日間の短期で事実上の採用活動にとなっている企業が多くなっています。夏休み中の8月を中心に実施し、通常の授業の妨げにならないようにしています。1社あたり4~5人の学生を受け入れ、参加学生数は約70人の見通しです。企業と大学が連携する今回の取り組みにより、キャリア教育と採用活動を両立した長期インターンシップ制度が必要となると思われます。

 

(2016年5月21日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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