コロナ禍における妊娠届の減少

厚生労働省の発表によれば、2020年の妊娠届が前年比4.8%減の87万2,227件でした。妊娠の届け出は、9割以上の妊婦が妊娠11週までに自治体に提出しており、2020年後半から2021年初めに妊娠した人は、2021年中に出産を迎えます。妊娠届の減少傾向は続いており、2021年の出生数は80万人を割り込むと思われます。
コロナ禍での感染による胎児への影響への懸念、経済的、社会的不安などから妊娠を回避したものと考えられます。

(2021年5月26日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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