サ高住とは

 サ高住とは、サービス付き高齢者向け住宅を言います。60歳以上か要介護認定を受けた60歳未満が主な入居対象となります。入居者は自分でサ高住を選び、安否確認と生活相談以外のサービスが必要ならば、別に介護事業者などと契約する必要があります。バリアフリーや個室25㎡以上などハード面の登録要件もあります。4月末時点の登録数は全国で217,775戸です。
 サ高住は、11回の安否確認と生活相談が義務付けられています。朝日新聞の調査によれば、20151月から1年半の間に、死亡や骨折など少なくとも3千件以上の事故が報告されたことが分かりました。最多は骨折で1,337件に達しています。制度上は民間の賃貸住宅に近いのですが、要介護者が入居者の大半を占める例も多く、国土交通省が改善に乗り出すことにしています。

 

(2017年5月7日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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