ジェンダ・ーギャップ指数

世界経済フォーラム(WEF)の発表によるジェンダー・ギャップ指数によれば、調査した146カ国のうち、日本は過去最低の125位でした。政治や経済分野での指数が悪化し、前年調査の116位より順位を落としています。G7では最低水準です。
日本の順位を分野別に見ると、政治が138位、経済が123位です。改善の必要性が長年指摘されている両分野で指数が悪化しています。国内での教育格差が相対的に小さいことや、男女の健康に大きな差がないと判断されたことから、教育は47位、健康は59位です。WEFは、教育における日本の男女平等は99%以上達成できていると分析しています。今回は大学以上の進学率が加わったことで、順位は47位と前年の1位から大きく下がりました。
総合評価が高かったのは、アイスランドやノルウェー、フィンランドなどです。アイスランドでは、男女平等の達成率が90%を超えています。最下位はアフガニスタンです。

(2023年6月21日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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