チャイルドシート

 日本自動車連盟などの調査によれば、チャイルドシートの約6割が誤って取り付けられていることがわかりました。誤った使い方をすると、事故での致死率が約29倍になるとのデータもあります。乳幼児用は、腰ベルトの締め付け不足が約69%、席ベルトの通し方の間違いが約14%です。腰ベルトは、車のシートの座面が沈み込むほど強い力で締めつけなければなりませんが、7割が簡単にぐらついて、事故の衝撃に耐えられない状態になっています。
 チャイルドシートの使用率は、現在64.2%に達しています。しかし、国の安全審査をクリアしていない製品が売られていることもあります。国土交通省が安全性を認めた製品には、Eマークか自マークがついています。認証品は2万~3万円台が主流で、安価な商品は安全審査に合格していないこともあるので注意が必要です。

(2017年2月9日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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