ベビーカーマーク

 国土交通省は、20143月にベビーカーを原則折りたたまずにバスや電車などに乗車できるとした指針を作成しています。これに合わせてベビーカーマークを制定し、鉄道やバス各社が車内外に掲示してきました。しかし、国土交通省の調査によれば、このベビーカーマークの認知度が2割弱であることが分かりました。調査では電車などでのベビーカー使用に約8割が理解を示す半面、2割弱は反対していることも明らかになりました。
 国土交通省はマークの認知度向上とともに啓発に取り組むとしています。2020年までにマークの認知度を50%に引き上げるのを目標とし、今年度中に中学生向けの教材を作ります。乗降時や混雑した車内でのベビーカーの利用方法に関するルールの整備も検討します。

 

(2016年12月21日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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