ライドシェアとは

 ライドシェアとは、生活の足に困っている高齢者らを自家用車で有料で運ぶサービスのことです。以前は道路交通法で禁止されていましたが、2006年に法律が改正され、バスやタクシーなど公共交通が廃止された過疎地などで、特別に認められるようになりました。法律では、自家用有償旅客運送と呼ばれ、この10年あまりでNPO事業になっています。この他に市町村が直接管理するものが400余りあります。
 NPOや自治体が仲介して、普通の電話でも呼べます。高齢のドライバーによる交通事故が問題になる中で、高齢者の免許返納の課題も視野に、ライドシェアの規制緩和を進めています。米国では、スマートフォンのアプリを使った方式が広がり始めています。スマホに自分の位置情報などを入力して、近くにいるドライバーに直接依頼ができます。

(2017年2月4日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。