世界の平均気温の上昇

 米航空宇宙局(NASA)らの発表によれば、2016年は観測史上最も暑い年だったことがわかりました。3年連続で最も暑い年を更新しています。世界の平均気温は、摂氏14.83℃と2015年を0.04℃上回り、記録が残る1880年以降で最も高くなりました。北極の海氷は1千万㎢と観測史上で最少になりました。
 地球の気温は、19世紀後半に比べ1.1℃上昇しています。二酸化炭素など温暖化ガスの排出増が要因です。南米ペルー沖で海面水温が上がるエルニーニョ現象による異常気象も昨年の気温上昇を後押ししたと思われます。世界の温暖化は確実に進んでいます。

(2017年1月19日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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