保育所で亡くなった子どもの数

 内閣府の調査によれば、全国の保育所や幼稚園、認定こども園などで2016年の1年間に875件の事故が発生し、13人の乳幼児が死亡していました。亡くなった子どもの年齢別内訳は、0歳児が7人、1歳児が4人、6歳児が2人でした。認可保育施設で重大事故が起きた場合、自治体への報告が施設側に義務付けられ、それが件数全体が増えた一因です。
 事故の発生場所は、認可保育所が474件で最も多く、放課後児童クラブが288件です。死亡事故が起きたのは、認可外保育施設7件、認可保育所5件、家庭的保育事業1件です。睡眠中の死亡が10人に上っています。一方、認可外施設からの事故報告は、義務ではなく任意です。そのため正確な事故数を把握できていない可能性があります。

(2017年5月13日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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