児童虐待を考える―Ⅶ

産褥期精神障害
 分娩後のエストロゲンやプロゲステロンの急激な低下、出産による環境の変化、身体的疲労などが誘因となり、うつなどの精神症状が出やすくなります。産後2週間前後が産後うつ症状を起こしやすいと考えられます。
 こうしたマタニティーブルーズや産後うつ病は、育児の障害、ひいては虐待につながります。出産後数カ月は、精神的サポートが最も必要となる時期です。

 

(吉村 やすのり)

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