児童虐待を考える―Ⅸ

児童虐待防止のために
フィンランドでは妊娠期から就学前にかけて、切れ目のない支援制度があり、かかりつけのネウボラ保健師が子どもや両親をサポートしています。わが国では妊娠中は産婦人科医院・病院が妊婦健診を、出産後は小児科病院・クリニックが子どもの検診をしています。子どもと母親のケアを医療モデルが中心となって実施しています。児童虐待防止のためにも、わが国においてもフィンランドのネウボラのような産前・産後、子育ての切れ目のない支援のための地域拠点が必要となります。

 

(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。