再婚率の上昇

 厚生労働省の分析結果によれば、2015年の平均結婚年齢は、夫婦とも初婚の場合、夫が30.7歳、妻が29.0歳でした。1975年の平均結婚年齢は、夫が26.9歳、妻が24.4歳であり、40年間で男性が3.8歳、女性は4.6歳高くなっています。女性の晩婚化が子どもを産むタイミングが遅くなるため、少子化の大きな要因と考えられています。
一方、2015年に結婚した夫婦635,156組のうち、夫婦の双方かどちらかが再婚だったのは17181組で、全体の26.8%を占めています。このうち、夫婦とも再婚だった割合は、全体の9.7%を占めており、40年前の3.9%から大幅に増えています。一方、初婚者同士の結婚は長期で下落傾向にあり、73.2%で75年以降で最低でした。

 

(2017年1月19日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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