大学生の読書時間

 大学生の読書量の変化をみると、毎日一定時間読む層と、全く読まない層への二極化が進んでいます。全国大学生活協同組合連合会の調査によれば、1日の読書時間をゼロと答えた学生の割合は45%で、2012年比で約10ポイント増えています。一方、60分以上の割合は23%で3年前とほぼ同じです。
 大学生の読書離れには著しいものがあります。現代の若者の情報は、今ほとんどスマホから得ています。社会人にとっては、情報収集や課題解決にならない読書も大切です。本は読み手の置かれた環境や状況によっても読後感が異なるものです。

(2016年11月30日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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