子宮頸がんワクチンに関する疑義

 池田修一信州大学教授が行っている子宮頸がんワクチンに関する厚生労働省科学研究の成果に対して、疑義が寄せられています。彼らが発表しているワクチン接種後のマウスだけに自己抗体が沈着しているといったデータに問題があるとの指摘がなされています。信州大学は予備調査を終え、外部専門家の意見を聴取するために本格調査を実施するとしています。
 この科学データは、子宮頸がんワクチン接種に反対するための科学的根拠を示す論文となっており、今後子宮頸がん訴訟でも争点になると考えられます。そのため、外部評価委員を加えて検討することは、極めて重要な意義を持っています。

 

(2016年8月4日 産経新聞)        (2016年7月 Wedge)
(吉村 やすのり)

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