家事ギャップ

 家事ギャップとは、炊事や洗濯、掃除などを巡る夫婦間の負担の不公平感、やり方や考え方の違いをいいます。共働き世帯が増え、家事分担も当たり前になりつつある現在、問題になりつつあります。ライオンが4月、2050歳代の夫婦1千組を対象にインターネットで調査したところ、夫は自分が担っている家事の割合を平均34%としているのに対し、妻の認識は21%にすぎません。また、夫の家事のやり方に不満を感じた時、妻の3人に1人は「やり直している」と回答しています。ギャップが最も大きいのが食事の後片付けです。
 解消法としては、まずは褒めることです。快適な空間を一緒に作るといった意識が大切です。さらに家事の範囲の共通認識が必要になります。つまり役割分担を決めておくことです。共働きでは育児だけではなく家事参加も大切になります。

(2016年12月1日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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