少子化をめぐる現状―Ⅶ

婚姻と出産の状況
婚姻件数については、第1次ベビーブーム世代が、25歳前後の年齢を迎えた1970年から1974年にかけて年間100万組を超え、婚姻率(人口千人当たりの婚姻件数)もおおむね10.0以上でした。
その後は、婚姻件数、婚姻率ともに低下傾向となり、1978年以降2010年までは、婚姻数はおおよそ年間70万組台で増減を繰り返しながら推移してきました。しかし、2011年以降、年間60万組台で推移しており、2017年は、60万6,866組と、過去最低となりました。婚姻率も4.9と過去最低となり、1970年代前半と比べると半分程度の水準となっています。

(平成30年度少子化の状況及び少子化への対処施策の概況)
(吉村 やすのり)

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