平均寿命の延長

 厚生労働省は、2015年の日本人の平均寿命が女性87.05歳、男性80.79歳となり、ともに過去最高を更新したと発表しました。前年と比べ女性は0.22歳、男性は0.29歳延びました。女性は香港87.32歳に抜かれ、世界一の座を明け渡しました。男性は香港81.24歳、アイスランド81歳、スイス81歳、に次いで4位でした。
 平均寿命とは、その年に生まれた0歳児が、平均で何歳まで生きるかを予測した数値です。厚生労働省は、寿命が延びた要因について、がんと心疾患の3大疾患の死亡状況が改善したことを上げています。また2015年はインフルエンザの流行の遅れで呼吸器疾患による死亡が減少したためと分析しています。

(2016年7月28日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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