引きこもりの期間の増加

内閣府の2019年版子供・若者白書によれば、引きこもりとは6カ月以上にわたり趣味の用事や近所のコンビニ以外に自宅から外出しない状態を言います。15~39歳では推計54.1万人で、7年以上続いている人の割合は34%に達しています。40~64歳では推計61.3万人、7年以上の割合は46%とさらに増えています。
新型コロナ禍では密を避けるため、自宅にこもりことも推奨されました。以前から引きこもり状態の人の中には、精神状態が悪化したり、将来への不安が増したりした例もみられます。中高年の長期の引きこもりが増えていることもあり、支援体制の充実が引き続き課題です。

(2022年4月4日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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