恋愛感の差違

 内閣府の調査によれば、日本と欧州の4カ国の男女に結婚観に違いがあることがわかりました。この調査は、内閣府が少子化対策に生かすために5年毎に実施しており、今回で3回目です。
 日本以外は「気になる相手には自分からアプローチする」と答えた人がアプローチを待つ人よりも多くみられました。日本では交際する相手との結婚を考えるとの回答が42.7%を占め、4カ国で最も高いことがわかりました。欧州に比べて、受け身の姿勢が強い傾向が浮き彫りになっています。独身者に結婚していない理由を質問したところ、日本は「適当な相手に巡り合わない」が最も多く、次いで「経済的に余裕がない」でした。他国では「結婚の必要性を感じない」や「同棲で十分」との回答が多くみられました。

(2016年10月18日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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