抗菌・抗ウイルス加工製品に関する話題

7月25日 ミキハウス本社を訪問し、抗ウイルス加工の子ども用の肌着やベビーふとんカバーセットについての勉強会に出席いたしました。

固定化抗菌成分であるEtak®/イータックは、広島大学とクラボウで共同開発された。イータックはもともと「入れ歯用洗浄剤」として開発されたが、クラボウがその抗菌性に注目し、繊維に加工する技術(クレンゼ)を開発した。現在、ミキハウスが子どもの健康を守るために、クラボウの技術を子どもの肌着やベビーふとんカバーセットに応用展開しようとしている。すでに、ベビーふとんカバーセットは販売されている。クレンゼは、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、ノロウイルスや黄色ブドウ球菌、MRSA、大腸菌、サルモネラ菌、カンジダ、黒カビなどの真菌などさまざまなウイルスや細菌に対して抗菌作用を発揮することが証明されている。これら技術開発は、子どものみならず、母となる女性の健康を守るためにも大切な医療技術であると思われる。また、病院における院内感染を防止するためにぜひとも考慮されるべきである。

また、当日は2014年度の子ども用品の新作展示会が開催されていました。その様子です。小学校入学までのあらゆる子ども用品が展示されていましたが、そのデザインのみならずその機能性が考慮されているのに感激しました。

(吉村 やすのり)

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