新型コロナ感染の世間の目

朝日新聞の世論調査によれば、新型コロナウイルスに感染したら、健康の不安より、近所や職場など世間の目の方が心配だという気持ちにあてはまると答えた人は、とてもあてはまるが26%と、ややあてはまるが41%を合わせて67%に上っています。あまりあてはまらないの23%と全くの9%を合わせた、あてはまらないは32%でした。
都道府県別に見ても、人口が多い順に東京都59%、神奈川県58%、大阪府63%、愛知県63%、埼玉県67%と、埼玉県以外は、世間の目の方が心配な人の割合は、全体より低めでした。一方この上位5都府県を除いた道府県で、世間の目の方が心配は70%を占めています。
自粛要請された外出をして感染したら責められるのは当然だという気持ちにあてはまる人は、とてもあてはまるが27%とややあてはまるが50%を合わせて77%上りました。この結果も、東京都は66%と全体よりかなり低めでした。感染者の多い都市部の方が、身近に感染者が出る可能性が高いため、慣れているのかもしれません。

(2021年4月9日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

 

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