新型コロナ流行期の遠隔診療

新型コロナウイルスの流行期間は、医療機関でオンラインによる診療が初診でも可能になっています。緊急事態宣言の解除後も年内は続きます。電話やスマートフォンで受診でき、待合室などで感染する心配がありません。オンライン診療のシステムを導入したり、電話で対応したりする医療機関は、全国に約1万5千施設ほどあります。厚生労働省のホームページに紹介されており、大きな病院だけでなく、地域の診療所も含まれています。対面診療が必要になった時の連携先の病院なども載っています。
どんな病気や症状でも対象になります。しかし、実際にオンラインで診療できるかは、医師が判断します。遠隔で診療を受ける際には、本人確認のために健康保険証など顔写真入りの身分証明書を見せる必要があります。電話の場合はFAXなどで写しを送ります。薬は、診察後に自宅などに送ってもらえます。医療機関から近所の調剤薬局に処方箋を送ってもらい、薬局で受け取ることもできます。薬局の薬剤師から電話やオンラインで、薬ののみ方などを教えてもらうこともできます。料金の支払いは、普通に受診する時と変わりません。医療機関によって、銀行振込やクレジットカード、電子決済などの支払い方法が選べます。

(2020年5月25日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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