糖尿病の管理

 糖尿病患者は全国で300万人を超えています。さらに糖尿病の疑いがある人は約2,000万人もいると考えられています。経済産業省は、人工知能(AI)を使って糖尿病の改善や予防につなげる助言システムの開発に乗り出すことにしています。患者の運動量や食事、体重変化などのデータを蓄積し、AIで分析して、個人に最適な生活習慣の改善方法などをアドバイスすることを考えています。
 糖尿病患者らを支援する民間企業などと連携し、軽度の患者約860人分のデータを収集することにしています。患者の職場に体重計や血圧計を設置したり、スマートフォン向けのアプリや端末を使ったりして、歩数などの運動量や体重、食事内容といったデータを集めます。データベースに集約し、AIが歩数や体重などの項目について分析を行い、運動を増やして、血糖値を高める食事は控えてなどと、スマホなどを通じて利用者に伝える仕組みを想定しています。

(2016年8月20日 読売新聞)
(吉村)

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