調剤薬局のデジタルサービスの増加

調剤薬局が提供するサービスが、デジタル技術で変化してきています。店舗に行かなくともオンラインで服薬指導を受けられるなど、患者の利便性が高まっただけではありません。SNSやアプリを活用することで、服薬中の患者にきめ細かいフォローアップを行う薬局が増えています。患者にとって薬を渡されるだけの存在だった薬剤師が、薬学知識を生かして自宅療養する患者に寄り添う伴走者へと変わってきています。
薬局デジタル化がもたらしたより大きな変化は、薬剤師が服薬中の患者に寄り添い始めたことです。2020年9月に改正薬機法が施行され、これまで努力義務だった調剤後の服薬フォローアップが薬局に義務づけられました。これに対応する観点からもアプリやSNSを活用する動きが広がっています。

(2023年4月25日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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