郵便指数

 万国郵便連合(UPU)は、郵便業務の発展度合を指数化し、郵便指数を発表しています。それによれば対象170ヶ国のうち、日本は3位に入っています。UPU30億通の郵便データや事業展開などをもとに、各国の取り組みを総合的に比較しています。郵便業務発展総合指数と名付けられています。
 郵便物が事前の予測通りのタイミングで届く点や、国際郵便などの需要にも応えていることが高得点の要因になっています。貯金や保険といった金融サービスを提供していることも、業務の多角化が進んでいるとして高評価につながっています。首位はスイスで、郵便のスピードや安定性、金融業務に強みがある点が評価されています。業務を急拡大させ、日本が民営化のモデルとしてきたドイツは5位です。

(2017年6月17日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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