都内の今夏ボーナス

都内の労働組合の調査によれば、今夏のボーナスの平均妥結額は73万7,278円と前年実績から3.29%減少しました。減少は3年連続です。妥結額は平均賃金(31万9,670円、平均40.0歳)の2.31カ月分に当たります。新型コロナウイルスの感染拡大で事業環境が悪化している鉄道や宿泊、飲食などで特に下落幅が大きくなっています。
産業別では、私鉄・バスや宿泊・飲食サービスなど18種で減少しています。増加したのは非鉄金属や道路貨物運送など11業種でした。集計可能な486組合の平均要求額は、前年比1.59%減の80万534円で、こちらも3年連続で減少しています。

(2021年8月3日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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