障害学生への支援

 日本学生支援機構の調査によれば、大学・短大・高等専門学校で、障害がある学生への支援に関する規定や対応要領がある学校は、前年比66%増の426校に達しています。全体の36%になりました。障害者支援に関する規定のある学校が増加しています。障害のある学生は約27千人と5年間で2.7倍に増えています。内訳は、病弱・虚弱34%、精神障害25%、発達障害15%などです。
 身体・精神的障害を抱える学生は、授業や学校生活で特別な支援が必要なことが多くなります。20164月施行の障害者差別解消法が、合理的な配慮を義務付けたため、大学側が対応を進めています。こうした障害学生支援は、何らかの障害のある学生が学問する上で極めて重要です。

(2017年7月3日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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