高齢者のひとり暮らし

 かつては三世代同居が多くみられました。しかし最近では高齢者のひとり暮らしが増加しています。2015年には、65歳以上の男性のひとり暮らしは13%、女性では22%も占めています。今後益々高齢者のひとり暮らしが増加してゆくことが予想されます。いざという時に頼れる家族がいない場合、おひとり様向けのサービスが必要となります。
 家族に代わって病気や怪我をした時の支援や葬送を代行する生前契約があります。また孤独死保険もあります。賃貸住宅の入居者が亡くなると、その後なかなか借り手が見つからなかったり、原状回復や遺品整理に多額の費用がかかったりすることがあります。孤独死保険はこれらの家主の損失をカバーするものです。

(2017年6月17日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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