高齢者の非正規雇用

人手不足に悩む小売・外食店で、高齢者が活躍できるような職場環境の整備が進み始めています。高齢者が働きやすい環境を整えることは、女性や外国人にとっても働きやすくなります。従業員に優しい店舗が増えることになります。
総務省の労働力調査によれば、2017年の65歳以上でアルバイトなど非正規の従業員として働いているのは316万人に達しています。10年前の141万人から2倍超に拡大しています。2018年7~9月の60歳以上の求人数は、2015年4~6月期の34.6倍に急増しています。シニアの採用では、物流拠点への仕分けや清掃、警備などが主流でしたが、短時間のシフトが増えた結果、小売・飲食店でも採用が広がっています。

(2018年12月26日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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