わが国における生殖補助医療の成績2016-Ⅳ

妊娠率・生産率・多胎率の年次推移
移植あたりの妊娠率は、新鮮胚では年々低下傾向が見られますが、凍結胚では30%以上を示しています。しかし採卵あたりの生産率は、年々低下しています。これは、生殖補助医療を実施している高齢者が増加していることに起因しています。多胎率は、2008年の移植胚を原則1個とするとした日本産科婦人科学会の会告により、急激に減少しています。

(吉村 やすのり)

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