デジタルデトックスの取り組み

スマホ一つで大量の情報を得られるようになるなど、生活のあらゆるシーンでデジタル機器は欠かせない存在になっています。MMD研究所の調査によれば、1日に3時間以上スマホを使用する人の割合は半数に上り、10時間以上利用する人も5%近くに上っています。コロナ禍でテレワークが定着し、デジタル機器と向き合う時間はさらに増えています。
一方で、デジタル化が進めば進むほど、脱デジタルの動きも強まっています。デジタル機器と距離をとろうとする取り組みは、デジタルデトックスとも呼ばれます。
脱デジタルを求める人々に、その場を提供しようとする企業の動きもあります。星野リゾートが展開するホテル星のやでは、チエックイン時にスマホなどのデジタル機器を預ける宿泊プランを提供しています。自然の中というデジタルとは隔絶した環境で、心身ともにリラックスできます。

(2023年1月9日 読売新聞)
(吉村 やすのり)

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