不慮の事故による子どもの死亡

厚生労働省の2022年の人口動態統計によれば、不慮の事故で亡くなった子どもは181人でした。内訳を見ると、窒息77人、交通事故40人、溺死・溺水37人と続いています。溺死や転落、交通事故といった不慮の事故によって命を落とす子どもは後を絶ちません。
不慮の事故死は減少傾向にありますが、今も死因の上位を占めています。子どもの死因のうち不慮の事故は0歳、5~9歳、10~14歳で3位、1~4歳で2位になるなど、0~14歳までの全ての年齢層で死因の上位3位以内となっています。子どもの事故は、危険性を知っていれば防げたはずのものが多く、子どもの安全に対する周知活動や啓発が大切です。

(2024年2月26日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。