体内時計の乱れ

体内時計の乱れは、深夜残業や夜勤と日勤を繰り返すなどの不規則な生活で起きます。この体内時計の乱れは、睡眠障害や糖尿病など生活習慣病のリスクを高めるとされています。厚生労働省は、人工知能(AI)で集めたデータを解析し、改善のための指針を作り、健康寿命を延ばすことにつなげたいとしています。
人間は、概日リズムと言われる約24時間サイクルの体内時計を持ち、食事、睡眠、排泄などに伴う体温や血圧、ホルモン分泌、脳の活動などを変化させ、調節しています。生活が不規則だと、体内時計が乱れやすくなります。日中に脳が十分に働かなくなるほか、食事の時間がずれるとホルモン分泌が乱れ、高血圧につながります。認知症やがんとの関連も指摘されています。

(2018年10月28日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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