女性活躍推進に向けての課題

人材サービス大手のエン・ジャパンの調査によれば、女性管理職比率が30%以上の中小企業は、1割にとどまることが分かりました。女性管理職比率が5%以下の企業が全体の63%を占め、30%以上は全体の12%にとどまっています。
女性活躍推進に向けた課題としては、社内に女性のロールモデルがいない、女性社員の意識がともに45%で最多です。管理職の意識が36%で続いています。評価に性差が出るとの指摘のほか、大手に比べて人員が少なくて業務の分担や代替ができず、責任の重い業務を女性社員に任せにくいとの声もみられます。業務のマニュアル化を進めて分担可能にし、男女問わず、社員が仕事と家庭の両立を目指せるようにすべきです。

(2023年5月22日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

カテゴリー: what's new   パーマリンク

コメントは受け付けていません。