感染症研究の世界ランキング

デジタルサイエンス社によれば、2019~2021年の新型コロナウイルスなどの感染症研究の論文発表などでみた日本の世界ランキングは12位で、G7参加国で最下位でした。ランキング1位は米国で、中国、英国などと続いています。米国の刊行物が17万9,465件あったのに対して、日本はわずか1万8,737件です。
感染症以外の分野についても調べると、2015~2021年の研究分野全体では5位、がん研究は4位で、感染症研究との差が目立っています。質が高いとして研究者が選んだ82雑誌のデータベースであるネイチャーインデックスでみると、感染症研究分野では、スイスやオランダより低調です。国内では、1位は東京大学で、国立感染症研究所は8位でした。

(2023年1月17日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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