母親の妊娠時の喫煙

京都大学の研究チームによれば、妊娠期に喫煙していた母親の子どもは、喫煙していなかった母親の子どもと比べ、聴覚障害の疑いがあるとの判定を1.75倍受けやすいことが分かりました。神戸市が実施した3歳児健診において、妊娠期の母親の喫煙と、生後の受動喫煙、聴覚検査の結果を調べています。
妊娠期の喫煙に加えて出生4カ月の段階で、子どもの目の前で喫煙する同居人がいる場合は、約2.35倍高くなっています。母親の喫煙、さらには出生後の受動喫煙は、子どもに聴覚障害を起こしやすいことが分かりました。

(2018年7月4日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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