訪日外国人の増加

日本政府観光局によれば、4月の訪日外国人客(インバウンド)が194万9,100人でした。花見シーズンで訪日需要が高まり、昨年10月に新型コロナの水際対策が大幅に緩和されてから最も多くなっています。コロナ禍前の2019年4月と比べ、66.6%まで回復しています。
国・地域別では、韓国が46万7千人で最多で、次いで台湾が29万1,600人、米国は18万3,900人です。東南アジアの回復が際立っています。現状では東京、大阪、京都など大都市に集中しています。
一方、最も存在感があった中国からの訪日客は、10万8,300人とコロナ禍前の1割ほどにとどまっています。2019年には959万人が日本を訪れ、訪日客全体の30.0%を占めていました。旅行消費額は1兆7,704億円と全体の36.8%に上り、1人当たりの買い物額は国・地域別で唯一、10万円を超えていました。

 

(2023年5月18日 朝日新聞)
(吉村 やすのり)

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