訪日客の増加

日本政府観光局の発表によれば、3月の訪日客数は308万1,600人で、新型コロナ流行前の2019年同月を11.6%上回っています。単月で最も多かった2019年7月の299万1,189人を超え、初めて300万人を突破しました。イースター休暇や桜の開花シーズンを迎え、日本を訪れる人が増えました。
国・地域別で見ると、首位は韓国の66万3,100人で、2019年3月比で13.2%増でした。台湾が20.4%増の48万4,400人と続いています。3位の中国は45万2,400人で、34.6%減でした。
目的別で見ると、最も多かったのは宿泊費で5,619億円でした。訪日旅行消費の構成比を見ると、宿泊費は2019年の28.6%から2024年は32.1%に上昇し、買い物代は35.9%から29.2%に下がっています。2010年代にあった中国人観光客のような爆買いよりも、サービスを中心とする消費へ比重が移っています。

 

(2024年4月18日 日本経済新聞)
(吉村 やすのり)

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