鳥取大学医学部附属病院運営諮問会議 開催

鳥取大学医学部附属病院運営諮問会議の今回のテーマは、「スマートホスピタルと人間の温かみ ―トップブランド病院であり続けるには」です。

 

医療機関は高まる医療需要に応えるとともに、医療の質と患者サービスを向上させ、地域住民から選ばれる存在となることが求められています。先進的な医療機関では、患者の受診体験の革新や医療従事者の働き方改革を実現するためのスマートホスピタル化が進んでいます。今やスマートホスピタルは、経営戦略の一つのオプションとして捉えられています。

 

病院淘汰時代を生き抜くためには、一人ひとりの労働生産性の向上、IT部門の戦略的強化が成功の鍵を握っています。医療機関のデジタルトランスフォーメーションにあたっては、IT部門の人材育成を含めた強化や外部企業の有効活用が必要となります。企業においては、ESG投資が持続可能な企業戦略となっており、リスキリング、リテンション対策としての人的資本への投資が重要になってきます。病院経営においても、人的資本への投資により医療従事者の活性化を図ることが求められます。

(吉村 やすのり)

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